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明治時代からある図書館が岡崎エリアにあるんです!
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hotel senren kyoto通信《スタッフブログ》
- 2022.06.17
こんにちは!
梅雨の時期に入りましたね。 皆さんはいかがお過ごしですか?
梅雨の京都は紫陽花が彩る神社仏閣をはじめ、訪れて頂きたい場所がたくさんありますが、
今回紹介するのは、平安神宮のすぐそばにあります、「京都府立図書館」です。
有名観光スポットではありませんが、京都の学生や京都府民が多く利用する場所で、実は、建築物としてとても歴史ある建物なんです。
場所は平安神宮・岡崎公園・京都国立近代美術館と同じエリアにあり、赤い大鳥居のすぐそば。
京都府立図書館は、1909年(明治42年)に岡崎に開館。京都府立図書館自体が開館したのは、1898年(明治31年)ですが、もともと京都御苑内にあったものが、移転し、現在の地で開館しました。移転後、1995年の大地震により大きく損傷したため、2001年に現在の姿に建て替えられたそう。建て替えの際、正面外壁のみ保存し使用したそうです。
ということは。。。京都府立図書館の正面外壁は明治時代からの歴史的なものなんです!
図書館前の鳥居の和風な部分と、レトロで洋風な建築物の和洋コラボレーションがなんともいえない。。。
日中の府立図書館も素敵ですが、日が落ちてからの図書館は、正面にある5つの大きな窓から館内のオレンジ色の光が漏れてより素敵。。。
不思議な感じが味わえます。まるで開館当時の明治時代にタイムスリップしたかのような気分!
館内は明るい色味の木を使用し、窓から差す光が室内を照らして、とっても素敵な空間。
地上4階・地下2階建てで、図書の他にもマルチメディア閲覧スペースを完備。
また、岡崎地域周辺の観光情報を紹介するコーナーもあります。
図書の貸し出しには「図書カード」の作成が必要で、作成は、京都府にお住まいの方・京都府内に通勤・通学している方・接府県(滋賀県・大阪府・兵庫県・奈良県・福井県・三重県)の方に限られます。
入館は自由なので、ぜひふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょう?
(※館内は撮影禁止)